太平洋諸島フォーラムを脱退予定のナウル、ミクロネシア、マーシャル諸島、パラオ、キリバスの5か国は、ナウルで、主に貿易と交通に関しての年次サミットを開催している。
アインギメア　ナウル大統領は「ミクロネシア地域における持続可能な交通と貿易」というテーマでの率直で忌憚のない話し合いを呼びかけた。コロナ感染拡大下において、この地域が集団で協力し経済開発、平和、安全を通して発展していくために必要な話し合いであるとしている。またアインギメア大統領は、「ミクロネシア地域はコロナ感染拡大、気候変動、食料の安全保障問題、高い移動コスト、地政学的な介入、安全保障問題、さらには差し迫った問題としての太平洋諸島フォーラムからの脱退など様々な緊迫した課題に直面している。こうした背景がありながらも、我々ミクロネシア首脳陣には将来の世代のために国民を強靭で、持続可能な方向へ導いていく指導的役割がある。」と述べた。(Radio New Zealand/SEP01, 2021)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/450532/trade-and-transportation-key-agenda-items-for-micronesian-leaders-summit