コロナウィルス感染急拡大の対応支援として大量の医療支援物資がフィジーに到着した。
この支援物資は国連食糧計画と世界保健機構によるもので、コロナウィルス感染拡大に対応している医療関係者らに向けられたものだ。世界食糧計画は太平洋人道支援サービスを実施しており、フィリピンの首都マニラからフィジーのナンディまで15トンの医療物資を運んだ。金曜日の夜遅くに到着したフライトは、75本の圧縮酸素器とその部品、1000個のパルスオキシメーター、10万着のガウンと10万枚のマスクを運びこれらは国内の主要病院に配布される予定だ。フィジーの保険局長Fong氏は次のように述べた。「人道支援のおかげでウィルスとの戦いが激しさを帯びてきたちょうどその時に必要な物資が到着した。」　フィジーでは4月以来368名が亡くなっており、デルタ株の感染拡大で病院はプレッシャーを感じていた。現時点でフィジーでの感染拡大のリスクは依然として高く、物資のストックがあるというのは安心感を得られるものだと関係者は述べた。（Radio New Zealand/AUG16, 2021）
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/449293/major-boost-of-medical-supplies-for-fiji