ソロモン諸島の男性が、第二次世界大戦の不発弾爆発からぎりぎり逃れた。男性は首都ホニアラの西側にあるTasaheの谷にある土地を清掃時に焚火をした際、その焚火から異音が聞こえたので、危険を察知し走ってその場から逃げたため難を逃れたという。その数分後、その地域に揺れをもたらすほどの大爆発がおき、谷の向こうからも黒煙が見えたほどだ。土曜日の午後 2 時頃に発生した事故で、負傷者は発生しなかった。
ソロモン諸島は、第二次世界大戦の激戦地で、国中が不発弾で覆われておりそれらが今も人々の脅威となっている。
今年 5 月、Lengakiki地域では、2名が死亡している。昨年 9 月には、ノルウェーの NGO の 2 人が不発弾の回収と廃棄の作業中に亡くなった。
こうした事故を受けて、第二次世界大戦不発弾回収処理に関して米国と日本はもっと支援をすべきだという声が地域的に高まっている。(Radio New Zealand/JUL28,2021 )
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/447907/solomon-islands-man-narrowly-escapes-explosion-of-ww2-ordnance
ソロモン諸島
【経済・社会動向】
第 2 次世界大戦の不発弾爆発を逃れる(ソロモン諸島)
2021.07.30