仏領ポリネシアで2000名以上の人々が、フランスが行った太平洋における初めての核実験から55年が立ったことを受けパペーテでの集会に参加した。この集会には独立支持派の野党、退役軍人グループやMaohiプロテスタント教会などが参加。同日にはパリでフランス政府主催の核の遺産に関する会議が開催されており、マクロン大統領と仏領ポリネシアのフリッチ大統領が参加していた。フランス政府はまたしても193回に及ぶ兵器実験に対する謝罪を避け、核実験に関して仏政府は何もごまかしてはいないと主張した。フランス政府は、仏領ポリネシアにおけるがん患者の治療費負担の要望を退け、フランスによって対象と認められた案件にのみ補償をするとした。
(Radio New Zealand/JUL05, 2021)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/446188/tahiti-rally-commemorates-france-s-first-atomic-test-in-pacific
仏領ポリネシア
【経済・社会動向】
タヒチでフランスの第1回核実験にちなんだ集会(仏領ポリネシア)
2021.07.09