バヌアツはコロナ感染を懸念して、パラリンピック不参加を表明した。バヌアツパラリンピック委員会は、デルタ型の急速な感染拡大の中、パラリンピックの選手団を派遣することには安全、健康面での大きな懸念があるとして、満場一致でパラリンピック選手団の派遣中止を決定した。また、選手団の予期せぬ検疫での隔離や、自宅への送還などを考慮すると予算面の危惧も伴うという理由もある。一方、キリバスオリンピック委員会はキリバスの3名の選手を東京オリンピックに出場させる決定をした。3名の選手というのはこれまでで最大の選手団だ。ウェイトリフティングのKatoatau選手は現在ナウルで練習中だ。Biribo選手は現在ブダペストでトレーニング中で、柔道の70キロ級以下女子に出場予定で、ハンガリーでの世界柔道選手権に出場したばかりだ。20歳のMwea選手はキリバスを代表して陸上競技に出場する予定だ。
(Radio New Zealand/JUL07, 2021)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/446376/in-brief-olympic-news-from-around-the-pacific