2018 年の APEC 首脳会議でパプアニューギニア政府が購入したマセラティの一部は、今後、外交官が使用することとなった。
公式イベントのために何台かは使用されるものの、今のところ、ポート・モレスビーの埠頭の倉庫にあるこの高級車は未使用のまま保管されている。PNG メディアは、外交部が、車を使用できる機会のリストを作成するように依頼を受けていると報道した。
2015 年から 2018 年の間に、 1 台あたり 139,000 ドル相当の車が APEC 会議用に 700 台以上( 40 台のマセラティを含む)輸入された。PNG 政府のThatchenko氏は、 APEC後に、これら高級車は「ホットケーキのように売れる」と、車を販売する計画を明らかにしていたが、実際にはベントレー2台を含む 43 台の高級車のうち 3 台が販売されたのみだ。
2018 年ポート・モレスビーで開催されたAPEC首脳会議では、中国や米国を含む一部の APEC 加盟国の首脳は、移動のために自らの車両を持ち込み、例えばニュージーランドのアーダーン首相はトヨタハイランダーで首都周辺を旅行することを選んだ。
2019年に政権から失墜したピーター・オニール元首相の政府は、 APEC支出の完全な独立監査を議会に提出できず、サミット後 1 年以上、 PNG 政府は APEC向けに輸入された約 250 台の車両の所在を確認できないでいた。(Radio New Zealand/JUN29, 2021)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/445759/too-hot-to-handle-png-s-maseratis-pass-to-diplomats
パプアニューギニア
【経済・社会動向】
話題になりすぎて扱えない-マセラティは外交官へ(PNG)
2021.07.02