クック諸島の環境活動家Kirkwood氏は、ラロトンガが”汚泥危機”に瀕していると述べた。
島の新たな水道網である、Te Mato Vaiはマークブラウン首相によって先週正式に開始された。しかし、Kirkwood氏によれば、政府は取水口に高く積まれた汚泥の問題に直面していると指摘する。この水道網を100年維持するためには、これから100年間毎年120隻分の汚泥を運び出さないとならないという。そしてこの量は減ることは無く、増え続けるというのだ。この問題がある事は計画当初からわかっていたにもかかわらず、政府は6500万ドルをかけてこの水道網を建設した。
(Radio New Zealand/JUN03, 2021)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/443926/sludge-latest-challenge-for-new-cooks-water-system
クック諸島
【経済・社会動向】
新たな水道システムに汚泥の課題(クック諸島)
2021.06.04