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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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バイデン大統領招集のサミットでフィジーが発言 (太平洋諸島)

フィジー政府は、アメリカが緑の気候基金に追加出資することで気候変動の影響を受けにくい世界を作り上げる支援ができると述べた。バイデン大統領からの招待を受けていないのにも関わらず、先週の気候変動会議でフィジーはオンライン会議でのプレゼンテーションを実施することができた。40か国の参加者のうち、マーシャル諸島だけが太平洋諸島の国だった。司法長官で気候変動担当大臣のKhaiyum氏は、会議において、アメリカはCOVID-19の感染拡大により債務負担が拡大し弱い立場にある太平洋島嶼国を、排出によって気候変動によりそれらの国々に与えた損害と財政支援の交換という形で支援できると述べた。Khaiyum氏はアメリカ政府は財政支援をさらに受けやすく柔軟にして100億ドルの気候基金を追加で発動することでさらに支援が有効になると述べた。また、たとえ世界経済が明日CO2排出量ゼロになろうとも、太平洋諸島はなおも飲料水の危機や、巨大台風、作物が育たなくなってしまう気候パターンの変化などの問題に対峙しなければならないと述べた。2016年にフィジーに大きな被害を与えたサイクロンウィンストン以来、同様の巨大台風が12回もフィジーを襲ったことを述べ、その一つ一つが気候に対するダメージを辛辣に警告しているとし、今日気候変動を真っ向から受けているのが太平洋諸島の国々であることを強調した。そして、明日はアメリカのニューヨークや、ヒューストン、マイアミがそうなる可能性があるのだと述べた。
(Radio New Zealand/APR28, 2021)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/441335/fiji-adds-its-voice-to-biden-s-climate-summit