新型コロナ感染拡大の進行を遅らせることを目的としてるフランス政府の直近の決定に応え、仏領ポリネシアは国境を封鎖しようとしている。封鎖にともない、地域の観光事業は著しい減少となる見込みだ。週末に、フランス政府は緊急の場合を除いて、欧州以外の国との旅行での往復を停止させた。２月3日時点で、この禁止はタヒチ島まで及んでいる。タヒチ島のフランス高等弁務官は、初期段階のフランス本国のロックダウンには無関心でいられたが、今回は仏領ポリネシアの観光部門への例外が認められてはいないと述べた。昨年７月、仏領ポリネシアは観光を催促するために、国境を開いて強制検疫を廃止。南太平洋において唯一海外から行くことができる観光地として仏領ポリネシアは主にフランスとアメリカから多くの観光客が訪れていた。７月の国境開放以来、死者132名を含む合計18,000名の感染が確認されている。前回のロックダウン中に、仏領ポリネシアは62名の感染者を確認したが、ウィルス排除に一定の成功を収めた状況だった。(Radio New Zealand/FEB01,2021)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/435573/french-polynesia-shutting-borders-to-tourists