来年の規則や割り当てに関して合意に達しなかったことで、太平洋のマグロ管理協会が関係者に緊急会議を呼び掛けている。米州間熱帯マグロ委員会（IATTC）は東太平洋におけるマグロが未だかつてない脅威にさらされていると訴えた。IATTCは東太平洋のマグロの管理をしているが、直近の会議では会員たちが割り当てや、漁のシーズン終了時期などをめぐって合意には至らなかった。このままでは、この地域がマグロ漁の無法地帯となってしまう事を危惧している。国際漁業委員会の関係者が、「この70年間で初めてIATTCは熱帯マグロの管理から完璧に手を引いてしまった。」と声明を発表するまでとなった。「この5日間の話し合いから、漁業と漁獲高の調整は策を弄することでは解決できないことがわかった。このようなことが西太平洋の話し合いでは起きないようにしたい」と、この成り行きを注視している西および中央太平洋の委員会のGalland氏は述べた。(Radio New Zealand.DEC09,2020)　https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/432403/plea-for-pacific-tuna-regulator-to-call-emergency-session