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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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環境団体が浸食された海岸線を復元(クック諸島)

クック諸島の環境グループであるTe Ipukarea Societyは様々な方法で護岸建設を試みている。当団体は気候変動と戦う地球環境ファシリティー(GEF)を通してオーストラリア政府の支援を受け、ラロトンガのAvana港に安定繊維材を用いたサンドバッグを護岸壁として実験的に設置している。Te IpukareaのPassfield氏は5年前にこのAvana港は大きな花崗岩を置いてみたが、それによりさらに浸食が進んで悪化させてしまったと述べた。彼は今回のサンドバッグを置く試みは未だかつて試みたことのない実験的なものだとした上で、サイクロンでサンドバッグが流されることは必至だが、花崗岩ほど深刻な影響は与えないとしている。また、このGEFの資金を用いての護岸工事はニウエやトカレウにも適応できるという。トカレウでは3つの環礁で飲料水の供給プロジェクトも含まれており、ニウエではオーガニック農業とコンポスト設置の支援も予定されているという。
(Radio New Zealand/NOV27, 2020)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/431590/cook-islands-group-rebuilding-eroded-coastline