MENU閉じる

PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

Home > 太平洋諸島ニュース > 尊厳を伴う移住ーオーストラリアの政策が鍵(太平洋諸島)

尊厳を伴う移住ーオーストラリアの政策が鍵(太平洋諸島)

オーストラリアは、ニュージーランドの太平洋からの移民割り当て政策を反映して、太平洋諸島の人々の地球温暖化の影響から逃れるための移住支援策をとることを求められている。働きかけとして、国際難民法律協会Kaldorセンターが、気候変動の脅威に対応するために必要な多数のプログラムの中に、オーストラリアの政策も含まれていると訴えている。オーストラリアはニュージーランドから主導権を引継ぎ、太平洋ビザを実施して、人々が永久に移住できるようにするべきだと訴えている。
サモアクオータとパシフィック・アクセス・カテゴリーのビザの使用で、ニュージーランドには 1 年に 1750名まで永住することができる。Kaldorセンターの Pryke 氏は、オーストラリアも同様のレベルから始められるのではないかとしている。
「これらの数字は、時間の経過とともに何十年にもわたって加算され影響が出るまでには長期間かかる。気候変動の影響がなければ、そう望んでいるが、一夜にして地域に大きな影響を与えることはない。」とPryke氏は語る。ニュージーランドの計画では、サモア国民には最大 1100 の永住ビザ、トンガやフィジー国民には 250 の永住ビザ、そして毎年キリバス と ツバルの国民には 75 の永久ビザが提供されることとなっている。(Radio New Zealand/OCT27, 2020)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/429206/pacific-migration-with-dignity-the-key-in-new-aust-policy-brief