フィジーからタブア(クジラの歯)を持ち出そうとする場合、これからは政府の許可が必要となる。iTaukei(原住民)省は、フィジーの伝統的な工芸品が、フィジー国内よりもむしろ海外で流通取引されていることを危惧してこの制限を設定したとしている。過去5年間で1000以上のタブアがフィジーから持ち出されたという。取引対象のタブアの数をこれまで500としていたが250とし、タブアを扱う店にライセンスを与えることで輸出を制限しようとしている。フィジーの原住民であるiTaukeiの共同体には保護し尊重すべき文化的価値があり、このタブアもその1部であり、それは文化の保護にとどまらず、アイデンティティに関わることでもあると強調した。(Radio New Zealand/OCT22, 2020)https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/428522/fiji-moves-to-further-regulate-tabua-exports
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タブアの輸出規制がより厳しく(フィジー)
2020.10.22