フィジー教育省は、国中の学校の再建計画への協力を日本に求めている。フィジーの学校はCovid19の感染拡大を受けて大きな混乱が生じていたが先月には3月以来初めて生徒たちが学校に戻ってきた。しかし他の多くの生徒たちの学校は4月に発生したサイクロンハロルドにより家や学校に大きな被害を受けていた。日本の支援により今週Tailevuに新たに3クラスが開校し、教育大臣のAkbar氏は日本政府に対して感謝を述べた。また、Kadavuでハロルドの被害を受けた学校の再建支援も日本に求めているという。教育省によれば60校が被災した。駐フィジー日本大使館の大村大使は、新たな建物は避難所としても使用できると述べた。日本政府は草の根・人間の安全保障無償資金協力プロジェクトにより新たな学校建設に対して9万5千ドルを拠出した。また、生徒用の机と椅子を75セット、教師用を3セット寄贈した。大村大使は、このプロジェクトにより日本とフィジーの関係が強まるとし「Naivicula地区学校のすべての生徒の皆さんが学ぶことに努力をし、将来にわたり地域に貢献することを願っている。」と述べた。(Radio New Zealand/SEP18, 2020)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/426356/fiji-seeks-japanese-help-to-build-more-schools-amid-crises
フィジー
【経済・社会動向】
危機の中、学校建設支援を日本に求める(フィジー)
2020.09.18