11月に開催されるネイションズカップラグビー競技会に出場する8つのチームのうちの1つにフィジーのチームが選出され、いまだかつてない絶好の機会が訪れた。フライングフィジアンズは、フランス,イタリア、スコットランドと同様のグループAで、グループBにはイングランド、アイルランド、ウェールズそしてグルジアが含まれる。試合はそれぞれのグループで総当たり戦を戦った後、最後は各グループの同じ順位のチーム同士で対戦することとなっている。フィジーラグビー協会会長のジョン・オコーナー氏は、「この協議会への参加は歴史的な一歩となる。ティア1の国々と戦うことが長年の悲願だったからだ。」と述べた。Covid-19の感染拡大を受けて、2020年のパシフィックネイションズカップは中止となったため、11月15日のフランスとの初戦を前に、ヨーロッパで練習試合を準備している。ほとんどの選手がヨーロッパなどをベースにしていて、ばらばらになってはいるが、フライングフィジアンズのコーチであるVern Cotter氏が上手くまとめてくれることを期待しているという。年末には、Cotte氏が以前コーチを務めていた、スコットランドとも対戦する予定だ。イギリス政府が、観客動員数を最大1000名と限っての試験的な競技会としているためにどのくらいのファンが観戦できるのかは不明。まだ多くの不確実要素はあるが、大会参加費についても他の参加国の協力を得ることができそうだという。(Radio New Zealand/SEP14, 2020)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/425962/fiji-rugby-team-ready-for-once-in-a-lifetime-opportunity
フィジー
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またとない機会がフィジーラグビーチームに(フィジー)
2020.09.18