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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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政府と教会が共同で魔術問題へ取り組み(パプアニューギニア) 

パプアニューギニア政府のMichelle Taumpson氏は、魔女狩りに関わる暴力的攻撃に対処するには、信仰の形態を変えていく必要があると主張している。SangumaとはTok Pisinの言葉で魔術を意味し、PNGのカトリック教会はここ数週間でそれと対峙しようとしており、Donald Lippert神父は、南部高地で行われている魔女狩りに関わる蛮行をこのままにしておけばPNG社会全体に重大な影響を与えかねないとしている。人々は、不運や喪失を紛らわす方法として魔女狩りを利用しているといい、科学の導く答えと、魔女狩りが導く原因、これはPNGだけの問題ではなく、人類すべてが直面する困難な問題だとしている。政府の政策計画部門長であるTaumpson氏は、こうした信仰がPNG社会に負のスパイラルをもたらしいると述べ、家庭内暴力・性暴力への対応組織のコーディネーターであるMarcia Kalinoe氏は、各コミュニティーで対応が行き届くように、こうした対応組織が地域レベルで必要とされていると言及した。https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/423919/png-govt-and-church-work-to-address-sorcery-issues (Radio New Zealand/AUG19, 2020)