今週、国際旅客を受け入れ再開を決定したことで、月末までに仏領ポリネシアには3000名の観光客が訪れることが予想されている。政府は、現地時間7月16日朝から検疫期間を経ることなくアメリカからの観光客の入国を受け入れる準備の最終調整をしていた。オンライン出入国手続きシステムが先週から運用され始め、タヒチ行きの飛行機の乗客全員がCovid-19検査を受けなくてはならない仕組みとなっている。La Depeche紙によれば、フランスの夏休み期間となる8月にはさらに7,000名の観光客が訪れる予定だという。エアタヒチヌイ、エールフランス、フレンチビーの3社はタヒチへのフライトを再開したところだ。ユナイテッド航空も来月タヒチ行きのフライトを再開することを検討している。フランス政府は海外領土への渡航を制限しているが、仏領ポリネシアは例外とすることとした。一方、仏領ポリネシア政府は居住者が海外へ渡航することについては、Covid-19の感染拡大の観点から原則として認めていない。(Radio New Zealand/JUL15, 2020)
仏領ポリネシア
【経済・社会動向】
タヒチへ数千人の観光客を期待(仏領ポリネシア)
2020.07.20