バヌアツの首相官邸広報担当官Fre Vurobaravu氏により6月3日の朝発表されたところによれば、今年の終わりに決定がなされれば、ＭＳＧ事務総長の役割をバヌアツが担うこととなりそうだ。
パプアニューギニアのマラぺ首相が退任後、この地域組織の事務総長を引き継ぐ事を心待ちにしていたバヌアツは、ラフマン首相が会長職を引き継ぎ次第、新たなＭＳＧ事務総長就任の発表をすることになる。
ＭＳＧの加盟5か国は次回の首脳会談をいつ実施するのかについてはまだ決定していないが、各国が国境封鎖を解き次第、可能な日程について話し合いたいとしている。現職の事務総長であるGeorge Hoa’au氏はラフマン首相に対して、各国がロックダウン下にあってもＭＳＧ事務局はメラネシアの指導者たちのコミュニケーションを促す役目を果たすことができるとアドバイスした。また、輪番制に基づいて、バヌアツがＭＳＧ事務総長につく番である事を確約した。（*南太平洋諸国のなかでもパプアニューギニア，ソロモン諸島，バヌアツ，フィジー，ニューカレドニアなどのメラネシア系民族国家・地域の政治指導者が組織している政治グループ。）（Vanuatu Daily Post/JUN04, 2020) https://dailypost.vu/news/vanuatu-to-take-up-the-roles-of-msg-chairman-and-director-general/article_28af3514-a5e8-11ea-9435-43085b5caeaf.html