Covid19感染拡大防止のための外出自粛の折、NZ先住民マオリと太平洋諸島出身の生徒のコンピューターによる家庭学習の支援をオークランド工科大学が実施している。学生の6%が家にパソコンやタブレットを所持していないという事が調査により明らかになり、また、17%の生徒は自宅にブロードバンドもないという事がわかった。Walter Fraser副学長補佐は感染拡大の影響は最も弱い立場の人々に不均衡に出ており、特に南オークランドのマオリや太平洋諸島出身者のコミュニティーに影響していると述べた。Fraser氏は「ニュージーランドの貧困の定義として、インターネットアクセスが自宅にないことが挙げられます。5人に1人がインターネットのアクセスが無いことが分かっています。特に、マオリや太平洋諸島出身者が多く含まれています。」と述べた。先週、オークランド工科大学は1500台のノートパソコンと、4000のインターネット接続パッケージをそうした生徒に配布した。(Radio New Zealand/APR27, 2020)
ニュージーランド
【経済・社会動向】
オークランド工科大学がマオリと太平洋諸島の生徒の学習支援(オークランド)
2020.05.01