Covid19の影響もなく、マーシャル諸島のコプラ生産者の2020年第一四半期の収穫は歴史的な豊作を記録した。
加工工場の統計によれば、1月から3月までに2447.6トンのコプラがマジュロのトボラーコプラ社に船で運ばれた。政府は、生産量1ポンド当たり50セントの補助金を生産者に対して支払うこととしているので、総額240万ドル以上が離島の人々に支払われる。2020年の収穫量が高かったのは、2019年に政府がデング熱感染拡大を防止するために離島の人々が島を離れることを禁止したため、コプラ収穫が主な経済活動となったことが要因として考えられる。さらにこのまま船が離島と行き来することができ、政府が補助金を支払い続けるのであれば、2020年はおそらく最も収穫量の高い年となるだろう。これまでの年間の最大収穫量は7,700トンだった。Arno島に次いでコプラの生産量が高かったAilinglaplap島がこの数か月間は最も生産量が高く589トンとなっている。理由としては1月から3月まで毎月船が寄港していることが考えられる。一方、多くて月に1回、または、全く船が寄港しない島もある。(Radio New Zealand/APR17, 2020)
マーシャル諸島
【経済・社会動向】
コプラ生産者が第一四半期の豊作で歓喜(マーシャル諸島)
2020.04.24