トンガの若者のボランティアグループはサイクロンハロルド後の復興を支援している。CIVAという地域における災害による被災を極力少なくするための活動をするグループが2017年から活動しており、サイクロンの前の準備から、後の片付けなども担っている。設立者のTevi氏によれば、地域の若者たちは協力して資金を作り、必要な物資やサイクロンに備えるためのシャッターの材料などを購入してきたという。若者たちは地域の老人、大家族、失業者など、水などの必要な物資すら購入できない家庭を支援した。サイクロンギータの際には、10家族ほど、支援が必要な家族があり、若者たちはサイクロンの最中とそのあとに必要なると思われるろうそくや、缶詰、食料、水などを購入するために300ドルほど資金を集めた。今年は、支援が必要とされる家族は20家族あるという。(Radio New Zealand/APR16, 2020)
トンガ
【経済・社会動向】
若者たち サイクロンハロルドからの復興でリーダーシップを示す(トンガ)
2020.04.17