コロナウィルス感染拡大のためのロックダウンは、太平洋諸島の人々にとって、日ごろの食事をリセットできるまたとない機会だとオークランド大学の専門家は述べている。オークランド医科大学のTukuitonga教授はこの隔離の機会を自分自身にとってプラスに転じさせることもできると述べる。今回の隔離期間に、加工食品、甘いもの、輸入される不健康な食品から脱して、伝統的な食事をとるようにすれば、太平洋地区の伝染性でない疾病の率を下げるのに大いに貢献するとしている。食物を育てる土地がないナウル以外の国々は同様の状況下にあり、特に、トンガは食品の半分を輸入しているが、国土で食物を収穫することは十分可能だとTukuitonga教授は述べている。（Radio New Zealand/APR15, 2020）