登録されている有権者が278,000名のバヌアツが代12期の議会の選挙を開始した。バヌアツの新聞報道によれば、国全体で351か所の投票所が設けられ、新たに有権者となった人数は79,000名とのことだ。AnaburouとVila Northの投票所は人であふれかえり、中には今回初めて投票するという、高校生もいたという。
このように、投票率が上がったのは、若者たちの関心の高まりやオンブズマンの活動による意識の高まりによるとみられている。公式な投票結果は、すべての投票所から投票箱が回収されてからのこととなる。今回の選挙を受け組成した政府は、早急に現在進行中のCovid19の対策に全力で取り組まなければならない。バヌアツにはこれまでのところ感染者は出ていないが、新政府はこのCovid19による衝撃への対策を打たねばならない。というのも、バヌアツは雇用を観光産業に高く依存しているからだ。 (Radio New Zealand/MAR20, 2020)
バヌアツ
【経済・社会動向】
選挙が始まる(バヌアツ)
2020.03.27