クライストチャーチのフィジー人コミュニティーのメンバーは、昨年のモスク襲撃後の支援サービスについてとても良かったと評価した。3月15日は、51人の死者と多くの負傷者を出したモスク襲撃からちょうど1年目となる。51人のうち、3名がフィジー出身者だった。遺族は未だに悲嘆してはいるが、多くの支えがあったとも述べている。政府も、警察も遺族を支えようと努力してきた。外国で被害にあった場合、対応が違ったりもするが、ニュージーランドの場合は、どこの出身で、どんな宗教を信じていようが関係なく人々や政府が助けてくれたと感謝の意を述べる関係者もいる。今月初旬、19歳の男性がこのモスク襲撃テロ事件の関連者として逮捕された。月日は経ち、落ち着きを取り戻してはいるが、いまだに人々は大きな集会に出ることになにがしかの怖さを感じているという。 (Radio New Zealand/MAR13, 2020)
ニュージーランド
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モスク襲撃テロ後の支援 フィジー人コミュニティーが評価(ニュージーランド)
2020.03.19