経済的な監視団体である、Pacific Network on Globalisation,は、地域的な貿易協定であるPacer Plusが、太平洋の国々にとっての足かせになるであろうと警告を発した。この協定はオーストラリアとニュージーランドを含めて太平洋地域の11か国が参加しており、今年終わりから有効となる予定だ。これまでのところ、3か国は批准し、クック諸島を含む2か国は続くこととなっている。島嶼国にとって重要な1つの鍵となる協定は、更なる開発援助と、オーストラリアとニュージーランドにおける労働力の受け入れである。しかし、監視団体のWolfenden氏は、この協定は不均衡で島嶼国にとって何も具体的な結果をもたらさないという。島嶼国はこの新たな協定からは何も得るものが無いとしている。(Radio New Zealand/MAR02 2020)
太平洋地域
【経済・社会動向】
監視団体不均衡なPacer Plus協定を警告(太平洋諸島)
2020.03.06