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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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指導者たちが汚職撲滅で団結(太平洋諸島)

キリバスで初めて実施された太平洋地域反汚職会議において、この地域で団結して汚職撲滅に取り組む要綱が発表された。会議にはキリバスの大統領、サモア、クック諸島の首相や地域の反汚職を唱える官僚たちの他、この汚職撲滅を支援する国連職員も出席した。この要綱は、太平洋島嶼国14か国が汚職撲滅を目標として作成された。特に、「太平洋島嶼国の平和、協調、繁栄はこの取り組み無しにしては実現できない」という一文に強い期待が凝縮されているという。またこの汚職撲滅は政府にとどまらず、社会の各団体にも当てはめられており、資金洗浄についても触れられているという。また、この要綱は、各国の指導者や官僚たちにモラルとしての義務以上の行動指針も示している。この活動に対しては、オーストラリア政府から540万ドルの資金が拠出されていて、現在ニュージーランド政府にも交渉中だという。(Radio New Zealand/FEB14, 2020)