パプアニューギニア(PNG)のマダン地方の約7000の住民が炭鉱会社を相手取り、環境破壊の損害53億ドルの賠償請求訴訟を起こしている。昨年、20万リットルの毒性のある汚染水がBasamukニッケル精錬所から海に流され、その結果、海は赤く染まり海洋生物が死亡した。村民、科学者、地方自治体の首長を含む原告側は、RAMU NICO社が長期にわたり環境破壊を起こしてきたと訴えている。この汚染水排出により住民は土地と飲料水の両方に損害を被ったと訴える。長年にわたり、こうした環境破壊を放置し、責任を果たさずに済ませてきた事、原告側の権利を侵してきた不法行為について訴えを起こしたといえる。(Radio New Zealand/FEB8, 2020)
パプアニューギニア
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炭鉱会社が環境破壊で訴えられる(パプアニューギニア)
2020.02.14