世界銀行はバヌアツが災害に対して強靭化するため、また、気候変動への適応、借入金の返済に対応するために1,000万ドルを拠出することとした。バヌアツでの大規模な災害時の対応力を高め、危険軽減のための支援や防災活動などに活用されるとしている。この支援は、新たな災害リスクマネジメント法や、国土区分方針などの法整備への足固めとなっており、リスク軽減と国土開発時の気候変動対応において、更に包括的な取り組みを講じることに繋がるという。Gaeten　Pikiouneバヌアツ財務大臣は、この支援を歓迎し、バヌアツでは2015年のサクロンで経験したような大規模な天災に対する危機管理能力を高めることが喫緊の課題であると述べた。（Radio New Zealand/JAN12, 2020）