太平洋諸島教会団体の事務総長であるJames Bhagwan牧師は、オーストラリア スコットモリソン首相に対して、石炭産業が太平洋諸島に重大な影響を与えていると伝えた。Bhagwan牧師はマドリッドで開催されているCOP25の気候変動会議において、各国首脳がパリ協定の規定について最終調整を論議している最中に上記の発言をした。パリ協定では200か国以上が排出の制限をしなくてならないこととなっている。「石炭の塊一つ一つが、我々を追い詰めている。」とBhagwan氏は述べた。また、Bhagwan氏はこの地域における役割を述べるのに聖書にある善きサマリア人のたとえを引用し、「彼らは太平洋諸島の一員でありながら、我々が道端で血を流して死にかけて横たわっているのにそのままにしている。」と批判した。 (Radio New Zealand/DEC09, 2019)
太平洋地域
【環境・気候変動】
COP25:石炭が太平洋諸島を死に追いやると批判(太平洋諸島)
2019.12.16