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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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漁業の規制に関する会議を開催(太平洋諸島)

研究者は西・中央太平洋漁業委員会に対して漁業管理に取り組むように求めている。太平洋の漁業を管理する団体であるこの委員会は、パプアニューギニアで会合を持った。
ピュー慈善信託によれば、漁船、積み替え船、港での操業が多数あるために委員会は監視を十分にできていないとしている。慈善信託によれば、委員会は長期にわたる持続可能性のために、この地域の監督強化が求められているとしている。慈善信託の国際漁業部門のJamie Gibbon氏によれば、不法、未報告、未規制の漁業により、世界漁業の持続可能性と収益性が損なわれているという。健全な漁業管理のために、どのようにどのくらいの量の漁業がされるべきかの明確な規則が必要だと述べ、このために、委員会は港湾管理、監視船の強化、積み替え船の監視などをしなくてはならないとした。また、サメやマンタ、エイの保護の必要性も訴えた。一方、フィジー代表の漁業大臣Semi Koroilavesau氏は、フィジー国籍の船員の保護を訴えた。また、近隣諸国からの鮪の供給についてもこの会議で話し合われるべき重要な議題であるとした。「PNGとソロモン諸島、バヌアツはマグロ漁の詳細について話し合う準備ができている。これまでずっとこの件について協力してきた」として、フィジーとしては海外の漁船に対しての割り当て制度導入を進めたいとしている。これは小さな太平洋諸島の国々を守るためであり、太平洋諸島政府が海での漁業を管理するべきだとしている。この会議は12月5日からポートモレスビーで開催されている、 (Radio New Zealand/DEC06, 2019)