ニューカレドニア政府は、南部の州で実施されてきたアルコール摂取制限が効果的でないとして見直す方針だ。週末売り出し禁止法については、闇の市場が登場したり、アルコール飲料の配達料が増えたことから撤回された。その代わりに、政府はオーストラリアと同様に酒店では強制的にIDの提示を義務付けた。新たなシステムでは、大きな小売店ではアルコールの別売り場を設けなくてはならず、小さい店ではレジを別にしなければならない事態となった。ニューカレドニアでは、若者のアルコール依存が大きな問題となっている。
(Radio New Zealand/NOV 22, 2019)
ニューカレドニア
【経済・社会動向】
南部の地域が効果のない飲酒制限を緩める(ニューカレドニア)
2019.11.29