オーストラリアはパプアニューギニアに対して3億ドル以上の財政支援をした。パプアニューギニア（ＰＮＧ）のマラぺ首相はこの支援はオーストラリアが近年においてはじめて実施する非常に多額の支援だと述べた。
利率の2.5%というのはPNGにとっては有難く、経済改革にも役に立つとも述べた。財務大臣のIan Ling Stuckey氏は間もなく2020年の予算を発表する予定で、それにより新たな予算がどのような分野に使われる予定かわかることになっている。マラぺ首相は、「我々の国は、安定的な電気の利用率が世界の中でも低く、60％の国民は安全な飲料水を入手出来ていない」と述べた。この長年続く課題を、オーストラリアからの支援金により何とか解決したいとしている。オーストラリアの国際開発大臣であるAlex Hawke氏は、PNGが安定して繁栄することはオーストラリアの国益にもなるとした。8月にPNGは政府の財政赤字を立て直したいとして、中国政府に対しても支援を求めていた。　（Radio New Zealand/NOV25, 2019）