パラオ天然資源・環境・観光大臣のFleming Sengebau氏は、フィジーで開催された太平洋諸島財政会議(POFC)において、「太平洋島嶼国は、資源のより良い管理のための様々な財政的選択肢について十分注意して検討しなくてはならない。」と述べ、海洋に関する財政や統治に関する様々な研究と、実質的課題とその解決策の更なる探求の必要性を訴えた。Sengebau氏は気候危機が進む中、島嶼国は地域の人々の代替生活圏確保のための財政支援が必要であると訴えた。
「結局は、どうやって我々の地域を支援するかが課題です。それぞれの国で学ぶべき事項がありそれを共有すべきです。そしてさらに大切なのは、我々が前進するための資源をどのように活用するかということです。」と述べた。POFC2019は、太平洋諸島財政プログラムにより組織され、太平洋諸島漁業協会(FFA)と太平洋諸島高等弁務官事務所、および太平洋諸島フォーラム事務局により運営されている。会議は11月15日に終了する。(Radio New Zealand/14Nov, 2019)
パラオ
【経済・社会動向】
太平洋諸島の資源管理について更なる研究が必要(パラオ)
2019.11.15