Milne Bay地方のAlotauで開催された今年の第10回パプアニューギニア人権映画祭に数千名が参加した。今年は、健康、環境、環境保全などに焦点を当て現地の映画が上映されたのが特徴的だった。Gwala is LifeというBwanbwana諸島の伝統的な環境保全方法を描いた映画も上映された。この映画祭は、国連人権委員会、世界保健機構、国連開発計画の共催で実施された。これらの組織が、Kenu及びKundu映画祭実行委員会、Milne湾観光協会などと協力してAlotauで開催する運びとなった。Eco Custodian AdvocatesというGwala is Lifeを制作したNGOは健康に関する権利についての討論会に参加した多くのNGOのうちの1つだ。Alotauで実施されたこの会合では、より有効な妊産婦および幼児の健康管理や環境保全などについて話し合われた。国連人権委員会のAlithia Barampatax氏は、Alotau地域の人々は、人権について強い関心を示してくれたと述べた。主催者は、この映画祭によって人々の人権に対する行動を支援し、Milne湾での公共の場が広がりを見せることを期待している。今年の映画祭はMadang, Lae, Port Moresby, Gorokaでも実施された。 (Radio New Zealand/8 NOV, 2019)
パプアニューギニア
【芸術・文化・スポーツ】
人権映画祭に数千名が参加(パプアニューギニア)
2019.11.15