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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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WHOが旅行者に対しはしかの注意喚起(サモア)

サモアではしか患者が確認され、世界保健機構(WHO)は、サモアへの不必要な旅行は避けるようにとし、また、ニュージーランド人に対してはワクチン接種を推奨している。サモア保健相はアピアで10月8日に開かれた記者会見で、メルボルンに送られた生体検査が陽性であれば流行宣言を発表するとした。ラジオニュージーランドのサモア特派員によれば、8月末に罹患患者がオークランドからの旅行者と会議において接触していたという。そしてこのオークランドからの旅行者は帰国後極めて伝染性の高いウィルス性疾患と診断を受けた。発表によれば、接触した人々6名のうちの1名がはしかに感染している可能性が高く、現在検査機関で確認中という。一方、WHOの医師であるカサイ氏は、はしかは世界的に最も伝染力の高い病気で特に子どもにとっては致命的になるということを認識してほしいと述べる一方で、はしかには予防のための効果的なワクチンがあり、WHOは今後もこの情報を明確な形で提供していきたいとした。サモア政府ははしか罹患者の隔離施設を設営することや、アピアに子どものための臨時ワクチン接種所を設け、さらには、空港での旅客検査の厳格化も視野に入れているという。 (Radio New Zealand/OCT10, 2019)