太平洋諸島の市民団体は、気候正義に女性人権と性の平等は不可欠としている。
団体のSharon Bhagwan氏は、ニューヨークで開催された気候変動サミットのジェンダー部会から戻ったばかりだ。そのセッションでは、世界気候危機の解決方法の一部としての女性の人権に関して話し合いがもたれた。「もしも人口の５０％が初めから排除されていたら、成功は導けない。」とBhagwan氏は述べる。Bhagwan氏のShifting The Power Coalitionは太平洋諸島の6か国13団体からなる。「我々が現在目標とするところの持続可能な成長目標に関して進歩を遂げるには、性の平等は欠かせないもので、我々は女性支援の新しい在り方を模索しなくてはならない。太平洋諸島の女性たちを気候変動行動の土俵に上がらせなければならない。さらに大切なのは、女性の知識、例えば伝統的な現地の知識や対応を気候変動を食い止める行動に反映させることだ。」とも述べた。（Radio New Zealand/SEP27, 2019）