報告によると、パラオの旅行客の受け入れ数は過去最低となる見込みだ。アメリカワシントン州の大学院による最新の経済報告書によれば、2011年以来初めて100,000人に満たない旅行者数となる見込みだ。報告によれば、旅行業は“危機”にあり、旅行者数は25%減の90,000人以下ということだ。しかし、経済への影響は、財政黒字によっていくらか弱められているとのことだ。パラオの中国からの旅行客数は2017年に中国政府がツアーを禁止してから急落した。レメンゲサウ大統領は、これは、台湾との国交がある彼の政府に対する報復だと訴えた。去年、パラオはこれまでの大人数の旅行客受け入れという市場から、高級なエコツーリズムに転換することを発表した。厳しい環境保護の決まりを設け、ある種の日焼け止めを禁止したり、この決まりを守らないツアー運営者に対して厳しい罰を与えたりもした。しかし先週発表された経済報告によればツアーは無秩序で、開発は続き、特に拘束も受けていないという。 (Radio New Zealand/SEP3, 2019)
パラオ
【観光開発】
旅行業界の危機的状況(パラオ)
2019.09.06