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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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太平洋諸島フォーラム事務局長 ツバルサミットの結果“前向き”に評価(太平洋諸島)

オーストラリアの石炭や気候危機に関する横やりはあったものの、ツバルで開催された太平洋諸島フォーラムの結果について、事務局長のメグ・テイラー氏は”大変前向きなもの“として評価した。
テイラー氏は、オーストラリアによって内容の乏しいものにされた今回サミットの共同宣言文ではあったが、太平洋諸島の指導者たちは関係修復の糸口を見つけていくだろうと述べた。また一方で、前進のためには時間が必要であることも認め、状況は困難で、課題が大きいが気候変動に関する指導者たちの共同宣言は説得力があり、来月の国連気候変動サミットにつながるとしている。「太平洋諸島の指導者たちは、化石燃料と摂氏1.5度の気温上昇などに関して躊躇すること無く議論した。ツバルでの結果は前向きに捉えている。太平洋地域主義という枠組みとは、この地域に関する大きな問題に政治的決着をつけることだと思っており、それがツバルで起きたということだ。」とテイラー氏は述べた。(Radio New Zealand/23AUG, 2019)