仏領ポリネシア独立支持派のRichard Tuheiava氏は、非植民地化のための一連の動きとして国連が送る代表団を受け入れることにフランス政府は未だ消極的であると述べた。国連総会で、6年前に仏の海外領が非植民地化リストに再度登録された。しかし、ニューカレドニアの場合とは違って、フランスは国連の介入をよしとしていない。 Tuheiava 氏は、現在の仏領ポリネシア政府は国連の代表団受け入れに関してオープンな姿勢をとっているものの、仏政府の承認を待っている状態だと述べた。つまりこれは、国連の代表団が政権側に歓迎されたならば、そのこと自体が、再登録された方針が承認されたということで、これは我々独立支持派にとって大きな一歩となる、と述べ、この地域でのアメリカと中国の戦略的な配慮を考慮し、仏政府はこの地域を支配下に置いておきたいということは明らかだとした。(Radio New Zealand/JUL17, 2019)
仏領ポリネシア
【経済・社会動向】
フランス政府 国連の非植民地化になおも消極的(仏領ポリネシア)
2019.07.19