国際通貨基金はバヌアツがこのままインフラ整備計画における無利子融資を受け続けると、将来的により大きな財政赤字を抱えることになると予測している。またIMFはパスポートを販売することによる収益の減少と新たな旅客機を導入しての野心的なツーリズム計画から受ける圧力についても予測した。これらは、4月のバヌアツとの協議後、IMFが6月13日に発表した報告書に基づくものだ。その報告書では、バヌアツはまずはインフラ投資を最優先し、所得税を導入し、パスポート販売の依存から脱却すべきであるとしている。また、他方、バヌアツは2015年のサイクロンの被害からは十分に立ち直っているとも報告している。 (Radio New Zealand/JUN17, 2019)