フィジーとオーストラリア政府はフィジーのオーストラリア軍基地であるブラックロックの再開発に関して正式に覚書（MOU)のを調印した。この覚書締結の目的は、ブラックロックを警察、平和維持活動訓練と事前配備準備のための地域のハブとして運用していくことだ。共同声明で、両国はブラックロックの再開発により、フィジーの国際平和維持活動への協力が増強され、この地域での自然災害対応力が高まるとしている。ブラックロックは両国間の安全保障のための軍備の相互運用の増加に使用されることとなる。これより、基地の設計について最終案をまとめて、建設の段階に入っていく。フィジーとオーストラリア両国のパートナーシップは太平洋諸国の安全保障能力を高めることに貢献するという意味では不可欠だ。これは、訓練、海上保安、人的支援と災害救助そして平和維持活動などを通じて体現される。（Radio New Zealand/APR17, 2019）