仏領ポリネシアでは、ポリネシアのタトゥーがユネスコ世界遺産への登録の候補となったことに対する激しい抗議が起きている。左派のヨーロピアン議会に属するYounous Omarjee氏がこの提案をユネスコに持ち掛けたが、マルケサス島の伝統的なタトゥーを保護しているPatutiki協会はRapa Nuiからハワイとニュージーランドに広がっていったポリネシア諸島のタトゥーの伝統と文化を混同するのは不可能なことで、それぞれの島がそれぞれのデザインや意味を培ってきたと主張している。フランス大統領に提出されたこの提案は、ヨーロッパのそれぞれの国の文化をヨーロッパの文化とひとくくりにしているのと同様のことだという。協会は、この提案には感謝する気持ちはあるけれども、将来的には棄権することを望んでいるという。(Radio New Zealand/APR22, 2019)
仏領ポリネシア
【芸術・文化・スポーツ】
ユネスコがポリネシアのタトゥーを候補に挙げたことを公然と非難(仏領ポリネシア)
2019.04.26