オーストラリアはアジア諸国への支援を削減する一方で、太平洋諸国への支援を増やした。
政府は4月2日火曜日海外援助の予算を再度削減したことを含めて、国家予算の発表をした。
オーストラリア国立大学のStephen Howes教授によれば、パキスタン、ネパール、カンボジア、インドネシアなどに対する支援は最大で半減したとし、「政府は、海外支援額をこれ以上増やしたくないこと。しかしながら、太平洋諸島を重要視しておりこの地域を取り込みたいということ。これら2つの反駁する問題に悩まされてきた。そして、結論として導き出したのが太平洋諸島以外つまりアジア地域への支援削減ということだ」と述べた。政府は、財政が好転すればまた海外支援の額を増額するとしているがおそらくそれは当分見込めないとHowes教授は述べた。
(Radio New Zealand/APR04, 2019)
【経済・社会動向】
太平洋諸島以外への海外援助予算削減(オーストラリア)
2019.04.05