ニューカレドニア最大の民間会社がこのまま損失を出し続ければ破綻に至ると危ぶまれている。
ニッケルを扱うSLNはヌーメアで最も古い精錬所を稼働させており、一か月に1000万ドルの赤字を出している。このままでいくと、操業が危ぶまれるとフランスの親会社であるErametが発表した。これは、計画されていた再建計画が功を奏していないためだという。SLNはさらに多くのニッケルの輸出と生産性の向上、また電力コストの削減を計画している。ここ数年、SLNは従業員による度重なるストライキと、鉱山占拠を受けてきた。(Radio New Zealand/APR05, 2019)
ニューカレドニア
【経済・社会動向】
SLN破綻の危機(ニューカレドニア)
2019.04.05