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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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英国EU離脱後の貿易取引協定に調印(フィジー、パプアニューギニア)

フィジーとパプアニューギニアは英国と、英国のEU離脱後の貿易取引協定に調印した。
これは英国が早急に進めたいとしている一連の相次ぐ貿易取引協定の一つだ。英国国際貿易局によれば、この協定は太平洋諸島から輸入している砂糖や魚などの品物に対する取引継続の協定で、フィジーからの輸入品に関してはすべての関税を撤廃し、イギリスからの輸出品に関してもゆくゆくは80%の関税を撤廃していくものだとしている。
英国の国際貿易官Liam Fox氏は、「この協定締結により英国は輸入に関わる関税の2500万ドルを支出しないで済むだけでなく、英連邦を含む各地域での、貿易による貧困の削減という我々の長きにわたる政策に寄与する。英国はフィジーの砂糖の28%を輸入しており、フィジー人口の4分の1は砂糖産業に従事しているからだ。この協定は人々の生活に大きく影響するだろう。」と述べた。英国と太平洋諸島との総貿易額は年間で4億8,600万ドルで、この2か国以外とも交渉により協定を締結していく予定。2021年1月または、特段の取り決めがなければ、イギリスのEU離脱直後から有効となる予定。(Radio New Zealand/MAR15, 2015)