オーストラリア海洋安全協会は、座礁した船の600トン以上ある積み荷の石油がソロモン諸島の海に流れ出していると発表した。 3週間前、MVソロモントレーダー社が、外国所有の炭鉱からボーキサイトを積み荷するために東RennellのLavangu湾の環礁を航行していて座礁した。ソロモン諸島を支援しているオーストラリア海洋安全協会は、空からの調査を先週末実施し、石油が船から漏れており、周辺海域と海岸まで広がって、この地域を汚染していることを確認した。
約60トンの原油がこれまでに流出しており、さらに、600トンがこの座礁船に積まれており、流出し続けるという。 ソロモン諸島のオーストラリア高等弁務官のRod Brazier氏は、この被害の大きさと環境への影響をとても憂慮しているとしたうえで、「ソロモン諸島の親しいパートナーとして、オーストラリアはソロモン諸島政府を支援するための方策を模索している。大災害に発展しそうな現状に関心を寄せており、太平洋諸国の国々と共に、この事故を引き起こした会社の無謀な行為を容認しない。」と述べた。(Radio New Zealand/FEB24, 2019)
ソロモン諸島
【海洋問題】
600トン以上の石油が座礁により海に流出の可能性(ソロモン諸島)
2019.03.01