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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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首相が外資の開発業者に警告(フィジー)

フィジーのバイニマラマ首相は「法を犯すのであれば罰を与える」と外資の開発業者に警告を発した。ナンディで開催されたフィジーツーリズム賞におけるスピーチで、昨今の環境保護違反に触れ、「どのような開発もフィジー国民の健康や自然環境を犠牲にしてはならない。どのような大規模な開発であろうと我々は法律を犯す者を受け入れない。環境破壊の報告を住民から受けるためのホットラインも開設予定だ。」と述べた。
先週、Malolo島の島民が、中国の開発業者が海岸、マングローブ、サンゴ礁を破壊しているとして開発中断を要求した。中国のFreesoul不動産は水上バンガローを含むリゾート施設を建設中だ。首相は、観光業者に対してフィジーのマングローブ、森林、サンゴ礁、海岸線、動植物などエコシステム全体を保護するように最善を尽くすことを求め、「昨今のフィジーの環境保護法に対する抵触は法による取り締まりの対象にあたる。例外を認めず、違法行為には罰則を科すべきである。」と述べた。Freesoul社は、声明で、違法開発を否定し、首相が訪中の際に自らフィジーへの投資を呼びかけたとしている。しかしフィジー政府はFreesoul社を起訴するとしている。「美しい自然環境があってこその観光産業だ。フィジーの環境は際限なくある資源でもなければ、国境がないわけでもない。制限されて保護されるべきである。」と首相は述べる。(Radio New Zealand/FEB20, 2019)