バヌアツはごみ処理場にあふれているビニール製のおむつの代替品を探している。これは海外のごみ処理専門家に調査を依頼し、バヌアツが抱えるごみ処理問題とその解決策を提示してもらった結果だ。また、堆肥化可能なごみについても有効活用できるとしている。調査にあたったThomas Maes氏は、「バヌアツのごみは、おむつと堆肥化可能なごみで、全体の80%を占める」と述べた。
Maes氏の調査チームは、議会に対して調査結果とアクションプランを提示した。「バヌアツは提示したアクションプランを導入するようだ。政府は、再利用可能なおむつの使用を推進していく。」とMaes氏は言う。ごみの不適切な処理は海洋のプラスチック粒子の問題にもつながるため、バヌアツでは去年の7月から使い捨てプラスチック禁止を施行しており、人々もプラスチックの使用を進んで減らし、プラスチック無しの生活に慣れている。もしもバヌアツの国民に、誰が行動を起こさなければならないのかを尋ねれば、彼らは政府という前に、まず自分たちがNGOと共にと答えるだろう。バヌアツのアクションプランにはごみの減量、再利用、リサイクルの戦略が含まれている。(Radio New Zealand/FEB 20, 2019)
バヌアツ
【環境・気候変動】
再利用可能なおむつを推奨(バヌアツ)
2019.02.21