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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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2年間での賃上げ実施を要求(ソロモン諸島)

ソロモン諸島の経済界は国の最低賃金を2年間をかけて徐々に2倍に近づけていくことを要求している。政府は2019年に最低賃金を50USセントから1USDに増やすことを提案していた。この発表は、経済界から、最低賃金について適切な見直しをしていないとして批判を受けていた。ソロモン商工会議所のAtenasi Ata氏は、「政府は最低賃金の増額を提案しているが、 私たちの主たる目的はその過程において発言権を得ることだ。この政府発表は突然のことだった。数値を出すにあたっても労働関連機関との事前の協議もなかった。この最低賃金の賃上げの方法と、実施時期などについて懸念がある。」と述べると同時に、「この12か月間で最低賃金をまず6ソロモンドルまで上げて、24か月をかけて8ソロモンドルまでもっていくという方法をとるのであれば、私たちもそれを支持する」とした。(Radio New Zealand/JAN 23, 2019) 1ソロモンドル=約0.13USD