サモアの国会議員はトゥイラエパ首相に対して、建設計画を実施している様々な建物から中国国旗を外すように求めている。国会議員の一人Olo Fonoti Vaai氏は次のように述べている。「国民の税金によってローン返済がされることとなっているプロジェクトの建物に中国国旗を掲げることを許可するのはおかしい。もちろん、中国政府の支援には感謝しているが、このプロジェクトは無償支援ではなくて、中国から数百万ドルの借金をして実施しているものだ。」
これに対して中国大使館は、「2国間が協力してプロジェクトを実施している際には、2国の国旗が掲げられるのは通常のことだ。」としている。Olo氏は地元メディアに対して、政府はこの件には慎重であるべきで、サモアの独立時の厳しい戦いに敬意を表し、国としてプライドを持つべきだと述べた。(Radio New Zealand/JAN19, 2019)
サモア
【中国・台湾進出動向】
国会議員が建物から中国国旗を外すように要求(サモア)
2019.01.25